あまりクローゼットの奥行きが取れなくて…
ハンガーパイプの位置って壁から何センチあれば服をかけれるんだろう？
注文住宅でクローゼットの奥行が取れない場合など、壁からどのぐらいの距離にハンガーパイプをつければいいのかわからないですよね。
そこで今回は、奥行きごとにどれだけ余裕があるのか検証していきたいと思います！
ハンガーの肩幅は何センチ？
そもそもハンガーの肩幅はどのぐらいあるのでしょうか？
32〜35cm…子供用
40cm…女性用
42cm…標準サイズ
45cm〜…男性用
一般的には40〜42cmが多く、服が滑らないことで人気のMAWAハンガーは40cmです。
無印良品のアルミハンガーは、42cmと45cmの両方販売されていますね！
さらに、服をかけた時の形状を確認してみましょう。
袖の広がりが肩幅よりも大きいことが分かりますよね。
つまり、服をかけた時に袖が当たらない位置が快適に収納できる奥行きだと言えます。
ハンガーパイプの位置
それでは本題のハンガーパイプの位置について、各奥行きごとに解説していきます！
奥行き20cm
当たり前ですが肩がすでに壁に当たっています。
20cmは服をかける奥行きには適していないでしょう。
奥行き25cm
壁に袖が当たりますが、ぎりぎり服をかけれる奥行き。
硬い素材のコートは袖が広がりやすいので少し窮屈さを感じるかもしれませんね。
また、肩幅の広いメンズの服は肩部分でギリギリです。
・袖が壁に当たることは気にしない
・とにかくクローゼットの奥行きを狭くしたい
・ウォークインクローゼットの通路を少しでも広くしたい
ちなみに今私が住んでいる家は25cmの位置についています！
基本的に問題なく使っていますが、冬物のコートは袖が折れてしまって気になる…
奥行き30cm
30cmは一般的な寸法と言えるでしょう。
45cmのハンガーでも、ギリギリ袖があたるかあたらないかぐらいでかけることができます。
先ほど同様、硬めのコートだと袖が少し当たってしまう可能性がありますね。
奥行き35cm
図面の通り、壁に服の袖が当たる事もありません。
ハウスメーカーや工務店は、指示がなければ35cmで取り付けることが多いです。
余裕を持った奥行きだという事がわかりますね。
・洋服を大切にしている人
・服をきれいに収納したい人
・クローゼットに奥行きのある場合
希望の奥行きに取り付けるには
取り付け寸法の基準は会社によって違います。
そしてハンガーパイプの位置について聞かれる事は、クローゼットの奥行きが特別短い場合を除いてありません！
もしハンガーパイプの取り付け位置に希望があるのであればあらかじめ伝えておくことが大切です。
この奥行きについては家を作っている段階で気にする方は少なく、実際に住んでみて後悔する方もいるので地味に注意ポイントですよ！
まとめ
いかがですか？
ハンガーパイプの奥行きについてまとめてみるとこんな感じです。
20cm…短いため×
25cm…少し袖は当たるけど問題なくかけれる、最小寸法
30cm…一般的な寸法だがコートの袖は当たるかも
35cm…快適に使える
あなたの生活スタイルや間取りによって、最適な奥行きを見つけてみてくださいね。
