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キャスター付きの洗濯パンって実際どうなの?メリット・デメリットを解説!

どんな家にも必ずある洗濯パン。

洗濯パンと壁の隙間や洗濯機の下など、埃が溜まって掃除がめんどくさいですよね。

そんな方におすすめなのがキャスター付きの移動式洗濯パン!

これなら洗濯機ごと引っ張り出すことができて、床も清潔に保つことができます。

さて、一見いいことだらけのキャスター付き洗濯パンですが、メリット・デメリットをしっかり理解しておかないと後悔する可能性だってあるのです。

今回は各洗濯パンのメリット・デメリットについて解説していきます!

固定式洗濯パン

まずは一般的な固定式の洗濯パンについてです。

大体のお家やマンションはこのような洗濯パンがついているのではないでしょうか。
新築の場合も、希望がなければ自然とこのタイプになります。

メリット

まずこの洗濯パンの最大のメリットは、水漏れした時にある程度の水を受け止めてくれる事です。

かと言って全ての水を受け止めてくれるのかと言われたらそうではないかもしれませんが、水漏れを早期に発見することができたら床が濡れずに済みます。

仮に水漏れを放置してしまうと床はもちろん、建物自体も痛めることになってしまいます。

デメリット

デメリットは間違いなく掃除をしにくい点でしょう。

皆さんが経験されている通り、洗濯パン周りと洗濯機の下は埃だらけになりますよね。

洗濯機なんか毎回動かしてられないし、かといって手の届かないところの掃除を諦めていたら洗濯機を買い替えた時や引っ越し時に汚すぎて驚愕してしまいます。

綺麗好きさんには不向きなのではないかと思います。

あともう一つデメリットを挙げるならば、見た目の悪さです。

当たり前のように設置されている洗濯パンなのであまり気にする方はいないかもしれませんが、個人的には取ってつけた感丸出しのプラスチックで、もう少しどうにかならないものかと思ってしまいます(笑)

機能性を求めた故のデザインなんでしょうね。

キャスター付き洗濯パン

次に、キャスター付き洗濯パンのメリット・デメリットを解説していきます。

メリット

移動式洗濯パンのメリットはなんといっても掃除のしやすさ。

固定式の洗濯パンは受け皿にどんどん埃も溜まっていくし、正直不衛生です。

キャスターがついていて移動してくれると洗濯機の下もお掃除しやすいですし、だいたいのキャスター付き洗濯パンは下が空洞で埃が溜まりません。

こちらの商品もそうですね。

それにキャスター付き洗濯パンは見た目がスタイリッシュです。

固定式とは違って伸縮式になっているものが多く、洗濯機に合わせてサイズ調整が可能です。

洗濯機と洗濯パンの大きさに差がない=埃の溜まりにくさにも直結してきますよね!

洗濯機置き場自体が狭い時にも、サイズ調整できると便利です。

デメリット

デメリットを上げるのであれば、水がオーバーフローした時絶望感です。

洗濯機の水漏れなんか経験したことがないけどなぁ。

今まではシンプルな機能の洗濯機ばかりだったから水漏れすることもありませんでした。

でも最近では乾燥機付きのドラム式洗濯機など、高機能の洗濯機が増えてきましたよね。

ドラム式洗濯乾燥機 8kg 洗濯機 乾燥機能付 アイリスオーヤマ

実は乾燥機付きのドラム式洗濯機には落とし穴があるんです。

洗濯機を回せば回すほど、衣類の繊維や埃などのゴミが排水フィルターに溜まっていきます。

このフィルターを掃除しないズボラさんは要注意!

乾燥機付きの場合、溜まりに溜まったフィルターのゴミが乾燥機能でカピカピになり、水漏れの原因になってしまうのです。

つまり移動式の洗濯パンにして、なおかつ乾燥機付きの洗濯機にした場合はこまめにお手入れをしてあげる必要があります。

よって、フィルターのお掃除を頻繁に行える自信のない人には移動式の洗濯パンは不向きかもしれませんね。

まとめ

いかがですか?

キャスター付き洗濯パンは次のような人におすすめだと言えます。

こんな人におすすめ

・洗濯機の下をこまめに掃除したい方

・洗濯機の排水フィルターをこまめに掃除できる方

・洗面所をすっきりと見せたい方

通常の洗濯パンは工事の際に固定してしまうため、もし固定式の洗濯パンを希望しないのであれば早めに工務店・ハウスメーカーの担当者に相談しましょう。

固定式と移動式のメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、工務店・ハウスメーカーさんにも相談してみてくださいね。